2017
23
Sep

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VISION:神託の和歌、生き方の知恵の教科書「百人一首」が、日常に生きる社会を。

神託の和歌、生き方の知恵の教科書「百人一首」が、日常に生きる社会を。

百人一首をはじめとする和歌は、神様の心が宿る依り代のひとつであり、神様の言葉、神託として、古より愛され、重宝されていました。古事記では、出雲の神 スサノオが、愛する女神 稲田姫をヤマタノオロチから救った際に求愛の和歌を詠んでいます。歴史上の偉人 額田王、小野小町、空海らは、神々の意思を和歌に詠み、天地を動かし、人々を救いました。和歌には、神様の言葉、生き方の知恵がつまっているのです。

このように和歌は尊くありがたい存在ですが、和歌が日常で用いられる言語、共通の文化や教養から遠ざかった今、和歌の魅力を感じる、和歌という神様の言葉に触れる機会は少ないように感じます。現代社会、日常で、私たちが和歌に触れることができる場といえば、歌会始、かるた遊び、かるた大会でしょうか。

百人一首を楽しむ方法として、かるたという遊び方、かるた大会は社会に知れ渡っていますが、それ以外で愛される方法、百人一首の和歌にこめられた、神様の言葉、古の人々の知恵が、現代、未来で必要とされる社会を作るには、どのような形で価値を創造すればいいかと本質を問い、「歌占」の再興を手がけています。

歌占とは:
ユネスコ無形文化遺産 能楽の演目「歌占」。神託を受けたい者に短冊に記した和歌のうち1つを選ばせ、和歌に秘められたメッセージをもとに吉凶や質問への回答を神の導きとして伝えること。

金春流
(写真提供:能楽「金春流」 公益社団法人 金春円満井会)
歌占は、おみくじと言えば、身近でしょうか。江戸時代には、百人一首の歌占があったと、当時の文献から知ることができま全ての。神社仏閣でひくことができるおみくじの一部は、歌占、和歌に基づいて吉凶や神託が決まっており、明治神宮では祀神である明治天皇・昭憲皇太后の歌占で、今日のこころがけや、生き方の知恵をいただくことができます。明治神宮のように祀神とゆかりのある言葉、和歌を神託としていただく聖地は素晴らしいです。神社仏閣、聖地で祈りをささげ、お願いをし、いただくことができる神様の神託、歌占。それがもっと身近に、もっと日常に寄り添うことで、神様の加護を感じる機会や、和歌、百人一首の知恵が生きる社会が作れると信じています。100年後も、日常で、文化として和歌が愛されることを目指しています。

朝のテレビ番組の運勢。雑誌の今月の運勢。神様にお祈りしお願いをして悩んだときに相談に行く先。日本独自のものではないものに頼り、それが、当たり前になっている今、日本古来の伝統文化である和歌、百人一首、神道を見直し、光をあてる機会を創造できればと思います。

当サイトでは、日本の神道に根付いた、神様の言葉である和歌のうち「百人一首」に注目し、「歌占」、「毎日の運勢」として温故知新に現代訳しています。また、古典の知恵を日々、紹介しています。あなたの人生に寄り添い、糧となる言葉との出逢いがありますように。

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