札の分類と特殊カード
100枚の絵札、それぞれの効果を知ろう
基本の3分類
坊主めくりでは、百人一首の絵札を以下の3種類に分けます
約60枚
手元に置ける 男性歌人のうち、僧侶と天皇を除いた札。最も多い種類で、引けば手元に加えられます。
約15枚
手持ち札を全て失う 僧侶の歌人の札。引いてしまうと手元の札を全て場に出さなければなりません。
21枚
場の札も全部もらえる 女性歌人の札。引くと手元に加えるだけでなく、場の捨て札を全てもらえます。
特殊カードの効果
基本の3分類に加えて、特別な効果を持つ札があります
姫 — 持統天皇(第2番)
女性歌人の代表的な札です。姫札を引くと、その札を手元に置けるだけでなく、場に溜まった捨て札を全てもらえます。場に大量の札が溜まっているときに引ければ、一気に大逆転できるチャンスです。
蝉丸(第10番)
坊主めくりで最も恐れられる特殊カードです。蝉丸を引くと、他のプレイヤー全員の手持ち札がすべて場に出されます。蝉丸を引いた本人の手持ち札はそのまま残るため、一発逆転の最強カードとも言えます。
天皇 — 天智天皇(第1番)
天皇の札を引くと、その札を手元に置いた上で、もう1枚追加で山からめくることができます。百人一首には天智天皇(第1番)、持統天皇(第2番)、陽成院(第13番)、光孝天皇(第15番)、三条院(第68番)、崇徳院(第77番)、後鳥羽院(第99番)、順徳院(第100番)の天皇・院の札があります。
武家 — 在原業平朝臣(第17番)
一部の地域ルールでは、武家(武士)の絵柄の札に特別な効果を持たせることがあります。代表的なルールでは殿と同じ扱い(手元に置ける)ですが、「武家を引いたらもう1枚引ける」などのバリエーションもあります。
坊主札の一覧
以下の札が坊主(僧侶)に分類されます
| 番号 | 歌人 |
|---|---|
| 第10番 | 蝉丸 ※特殊カード |
| 第12番 | 僧正遍昭 |
| 第21番 | 素性法師 |
| 第47番 | 恵慶法師 |
| 第66番 | 前大僧正行尊 |
| 第69番 | 能因法師 |
| 第70番 | 良暹法師 |
| 第82番 | 道因法師 |
| 第85番 | 俊恵法師 |
| 第86番 | 西行法師 |
| 第87番 | 寂蓮法師 |
| 第95番 | 前大僧正慈円 |
※ 蝉丸は坊主の中でも特殊カードとして扱われることが多いです。絵柄で判断する場合、頭を剃っているかどうかで見分けるのが一般的です。
姫札の一覧
以下の札が姫(女性歌人)に分類されます
| 番号 | 歌人 |
|---|---|
| 第2番 | 持統天皇 ※天皇札としても扱う場合あり |
| 第9番 | 小野小町 |
| 第18番 | 藤原敏行朝臣の娘(右近) |
| 第19番 | 伊勢 |
| 第20番 | 元良親王の母(元良親王) |
| 第36番 | 清原深養父の孫娘(清少納言) |
| 第38番 | 右近 |
| 第53番 | 右大将道綱母 |
| 第54番 | 儀同三司母 |
| 第56番 | 和泉式部 |
| 第57番 | 紫式部 |
| 第58番 | 大弐三位 |
| 第59番 | 赤染衛門 |
| 第60番 | 小式部内侍 |
| 第61番 | 伊勢大輔 |
| 第62番 | 清少納言 |
| 第65番 | 相模 |
| 第67番 | 周防内侍 |
| 第72番 | 祐子内親王家紀伊 |
| 第80番 | 待賢門院堀河 |
| 第89番 | 式子内親王 |
| 第92番 | 二条院讃岐 |
※ 絵柄で十二単や長い黒髪が描かれている札が姫札です。持統天皇は女性ですが、天皇札として扱うルールもあります。
ルールのバリエーション
坊主めくりのルールは地域や家庭によってさまざまなバリエーションがあります。このページでは最も一般的な代表ルールを紹介していますが、以下のようなアレンジも広く楽しまれています。
- 蝉丸なし — 蝉丸を通常の坊主として扱う
- 天皇なし — 天皇を通常の殿として扱う
- 武家特殊 — 武家札を引くと追加でもう1枚引ける
- 坊主の札を場に出さない — 坊主を引いた人の左隣の人に手札を渡す
遊ぶ前にメンバーでルールを確認してから始めると、トラブルなく楽しめます。