崇徳院
すとくいん
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
歌意
川の流れが速いので、岩にせき止められた急流が一度2つに分かれても、また1つになるように、私たちも今は離れ離れでも、将来は必ず一緒になろうと思う。
超現代語訳
今は障害があって別れるけど、激流がいったん分かれてもまた合流するみたいに、絶対また付き合おうね! 復縁前提の別れだから、待っててよ!
決まり字
せ
文法解説
【初句・三句切れ】「瀬を早み」は川の流れが速いので。「せかるる」はせき止められる。「われても」は水が分かれても(二人が別れても)。
掛詞
なし
補足解説
崇徳院。保元の乱で敗れ流刑となった悲劇の天皇。岩にぶつかって分かれる水流を恋人たちの別れに例え、必ず再会するという強い意志を詠む。