第100首

順徳院

じゅんとくいん
順徳院の歌

百敷や 古き軒端の しのぶにも

なほあまりある 昔なりけり

宮中の古びた軒端の忍ぶ草を見るにつけても、やはり慕っても慕い尽くせないほど(恋しく思い出される)昔の御代であるなあ。

超現代語訳

ボロくなった建物見てると、昔の栄光が懐かしすぎて泣けてくる。あの頃はよかったな〜って、過去にしがみついちゃう老害ムーブかましてもいい?

もも

【三句切れ】「百敷(ももしき)」は宮中(大宮人)の枕詞的な語。「しのぶ」は忍ぶ草。「なほあまりある」は(慕っても)あり余る。
なし
順徳院。後鳥羽院の息子。荒廃した宮中を見て、かつての華やかな時代を懐かしむ歌。天皇の権威低下を嘆く悲哀が込められている。百人一首の最後を飾る歌。