儀同三司母
ぎどうさんしのはは
忘れじの 行末までは かたければ
今日を限りの 命ともがな
歌意
「いつまでも忘れない」という将来までの約束は守り難いものですから、その言葉を聞いた今日を最後として、死んでしまいたいなあ。
超現代語訳
「一生愛す」とか言われたけど、未来のことなんて分かんないじゃん? 嘘になる前に、一番幸せな今の瞬間に死にたい。美しい思い出のままエンドロール流したいの。
決まり字
わすれ
文法解説
【三句切れ】「忘れじ」は「忘れないだろう(意志)」。 「かたければ」は「(守るのが)難しいので」。「ともがな」は「あってほしいなあ(願望)」。
掛詞
なし
補足解説
儀同三司母(高階貴子)。幸せの絶頂にある今、相手の言葉が変わらないうちに、この瞬間のまま死んでしまいたいという、逆説的な愛の深さ。