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PRちはやふる百人一首勉強ノート

祐子内親王家紀伊

ゆうしないしんのうけきい

平安後期 女性歌人
祐子内親王家紀伊の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期の女流歌人で、三十六歌仙の一人。後朱雀天皇の皇女・祐子内親王の家に仕えた女房。紀伊守・平経方の娘とされることから「紀伊」と呼ばれた。

後拾遺和歌集以下の勅撰集に40首以上が収められており、即興の歌の才能で知られた。藤原定頼(64番)との機知あるやりとりを詠んだ逸話も伝わる。

この歌人の百人一首

072

音にきく たかしの浜の あだ波は

かけじや袖の ぬれもこそすれ

噂に高い高師の浜の、いたずらに立つ波のような浮気なあなたのお言葉には、決して心をかけませんよ。後で涙で袖を濡らすことになっては大変ですから。

決まり字: おと

エピソード・豆知識

「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ」の歌は、うわさに聞く浮気者(高師の浜の波のように)があなた。袖が濡れないようにかかってこないでくださいと詠んだ機転の利いた歌。

「高師の浜」は大阪府高石市の海岸で、激しい波が打ち寄せる場所として知られる歌枕。「高師」を「浮名高い」に掛けた技巧が光る。即興での機知ある返歌を得意とした歌人として宮廷で評価されていた。

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