権中納言匡房
ごんちゅうなごんまさふさ
平安後期 男性歌人
経歴・人物紹介
平安時代後期の公卿・学者・歌人で、三十六歌仙の一人。学識豊かな文人として知られ、白河・堀河・鳥羽の三代の天皇に重用された。
歌学・文章道・有職故実に精通し、「江談抄」「続本朝往生伝」などを著した。後冷泉天皇の御前で5歳で抜群の才能を示したというエピソードが知られる神童。
この歌人の百人一首
エピソード・豆知識
「高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ」の歌は、高砂の山頂の桜が咲いた。里近くの山(外山)の霞よ、立たないでいてくれ(霞に隠れて見えなくなってしまうから)と詠んだ歌。
白河上皇の信任が厚く、源義家に武芸の心得を授けたのも匡房とされる。学者・官僚・歌人・軍事アドバイザーと多方面で活躍した平安後期きっての知識人で、幅広い教養で時代を超えて高い評価を受け続けている。