大会・段位

競技かるたの階級制度と
目指すべき大会を知ろう

段位・級位制度

名人・クイーン 競技かるたの頂点
A級(四段以上) トップクラスの実力者
B級(三段) 上級者
C級(二段) 中級者
D級(初段) 脱・初心者
E級(無段) 初心者〜入門者

昇段の仕組み

競技かるたの段位は、公認大会での成績によって昇段します。大会で優勝または準優勝すると、昇級・昇段のポイントが得られます。

  • E級→D級(初段):E級大会で優勝
  • D級→C級(二段):D級大会で優勝
  • C級→B級(三段):C級大会で優勝
  • B級→A級(四段):B級大会で優勝

大会によっては、準優勝でも昇段できる場合や、複数回の好成績が必要な場合もあります。

各級のレベル目安

  • E級:100首を覚えて間もない初心者。お手つきも多い
  • D級:基本的な決まり字を把握。安定して取れる歌が増える
  • C級:ほとんどの決まり字を瞬時に判断。戦略も考えられる
  • B級:高い暗記精度と反射速度。配置戦略も洗練
  • A級:トップレベル。名人戦・クイーン戦への挑戦資格

主要な大会

最高峰

名人戦・クイーン戦

毎年1月 / 近江神宮(滋賀県)

競技かるたの最高峰。名人位(男性)とクイーン位(女性)を決める大会。A級選手のみが予選に参加でき、勝ち上がった挑戦者と現タイトル保持者が対戦します。

全国競技かるた大会

毎年1月 / 近江神宮

名人戦・クイーン戦と同時期に開催される全国大会。A級〜E級すべてのクラスで行われ、全国から選手が集まります。

全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会

毎年7月 / 近江神宮

高校生の全国大会。団体戦と個人戦があり、「かるた甲子園」とも呼ばれます。『ちはやふる』でも描かれた大会です。

全日本かるた選手権大会

年複数回 / 各地

A級〜D級の選手が参加できる全国規模の大会。各地で予選が行われ、決勝大会で日本一を決めます。

地方大会・地区大会

通年 / 各地

各都道府県や地域で開催される大会。初心者向けのE級大会も多く、最初の大会参加におすすめです。

大会参加の流れ

1

大会情報を探す

全日本かるた協会のWebサイト、所属かるた会からの案内、SNSなどで大会情報を確認。初心者はE級大会を探しましょう。

2

エントリー

大会によってエントリー方法は異なります。Webフォーム、メール、FAXなど。参加費は1,000〜3,000円程度が一般的。締切に注意。

3

当日の準備

動きやすい服装(袴があれば着用)、競技用札(会場で借りられることも)、昼食、飲み物などを準備。時間に余裕を持って会場へ。

4

試合

トーナメント形式が一般的。負けても経験になります。他の選手の試合を見学するのも勉強になります。

初めての大会に向けて

結果より経験

最初の大会は緊張して当然。勝ち負けより「大会を経験する」ことを目標に。負けても、その経験が次につながります。

早めに会場へ

初めての会場は迷うことも。時間に余裕を持って到着し、雰囲気に慣れる時間を作りましょう。

先輩に相談

かるた会の先輩に大会について聞いてみましょう。持ち物や当日の流れなど、経験者のアドバイスは心強いです。

競技かるたの広がり

国際化の動き

競技かるたは海外でも広がりを見せています。世界大会も開催されており、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国に愛好者がいます。日本文化への関心とともに、競技人口は世界規模で増加しています。

メディアでの注目

漫画『ちはやふる』のヒットにより、競技かるたの認知度は大きく向上しました。名人戦・クイーン戦はNHKで中継されるなど、メディア露出も増えています。

競技かるたを始めよう

このガイドを読んで、競技かるたに興味を持っていただけたでしょうか。まずは決まり字の暗記から始めて、お近くのかるた会を訪ねてみてください。畳の上で繰り広げられる真剣勝負の世界が、あなたを待っています。

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