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PRちはやふる百人一首勉強ノート

百人一首 決まり字一覧

字数別・全100首完全版
一字決まりから六字決まりまで一覧で確認

決まり字とは

決まり字(きまりじ)とは、上の句を読み始めた時点で、その歌が他のどの歌とも区別できる最小限の文字数のことです。競技かるたでは、読み手が読み始めた瞬間に取り手が札を取ります。決まり字を覚えることで、上の句が完全に読まれる前に正しい札を取ることができます。

例えば「む」で始まる歌は百人一首の中で第87番「むらさめの」の1首だけなので、読み手が「む」と言った瞬間に取れます。これが一字決まりです。

決まり字の字数別分布

7
一字決まり
42
二字決まり
37
三字決まり
6
四字決まり
2
五字決まり
6
六字決まり
一字決まり(7首) 二字決まり(42首) 三字決まり(37首) 四字決まり(6首) 五字決まり(2首) 六字決まり(6首)
1字

一字決まり

7首 — 「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」

語呂合わせで覚える

む・す・め・ふ・さ・ほ・せ

「娘(むすめ)ふさほせ」と読む覚え方が有名です

決まり字 上の句 歌人
18 の江の 岸に寄る波 よるさへや 藤原敏行朝臣
22 くからに 秋の草木の しをるれば 文屋康秀
57 ぐりあひて 見しやそれとも 分かぬ間に 紫式部
70 びしさに 宿を立ち出でて ながむれば 良暹法師
71 されば 門田の稲葉 おとづれて 大納言経信
77 を早み 岩にせかるる 滝川の 崇徳院
87 雨の 露もまだひぬ まきの葉に 寂蓮法師
2字

二字決まり

42首 — 2文字目まで聞いて取る

決まり字 上の句 歌人
3 あし あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 柿本人麻呂
4 たご 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 山部赤人
5 おく 奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 猿丸大夫
6 かさ かささぎの 渡せる橋に おく霜の 中納言家持
10 これ これやこの 行くも帰るも 別れては 蝉丸
13 つく 筑波嶺の 峰より落つる みなの川 陽成院
14 みち 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 河原左大臣
16 たち 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる 中納言行平
17 ちは ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 在原業平朝臣
20 わび わびぬれば 今はた同じ 難波なる 元良親王
23 つき 月見れば 千々にものこそ 悲しけれ 大江千里
24 この このたびは 幣も取りあへず 手向山 菅家
26 をぐ 小倉山 峰の紅葉葉 心あらば 貞信公
33 ひさ ひさかたの 光のどけき 春の日に 紀友則
34 たれ 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 藤原興風
37 しら 白露に 風の吹きしく 秋の野は 文屋朝康
40 しの しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 平兼盛
41 こひ 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 壬生忠見
43 あひ 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 権中納言敦忠
44 あふ 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 中納言朝忠
46 ゆら 由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え 曾禰好忠
47 やへ 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 恵慶法師
51 かく かくとだに えやはいぶきの さしも草 藤原実方朝臣
52 あけ 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら 藤原道信朝臣
55 たき 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 大納言公任
59 やす やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて 赤染衛門
61 いに いにしへの 奈良の都の 八重桜 伊勢大輔
62 よを 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも 清少納言
65 うら 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 相模
66 もろ もろともに あはれと思へ 山桜 大僧正行尊
72 おと 音にきく たかしの浜の あだ波は 祐子内親王家紀伊
73 たか 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 権中納言匡房
74 うか 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ 源俊頼朝臣
81 ほと ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば 後徳大寺左大臣
82 おも 思ひわび さても命は あるものを 道因法師
85 よも 夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 俊恵法師
89 たま 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 式子内親王
90 みせ 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 殷富門院大輔
91 きり きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 後京極摂政前太政大臣
94 みよ み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて 参議雅経
97 こぬ 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 権中納言定家
100 もも 百敷や 古き軒端の しのぶにも 順徳院
3字

三字決まり

37首 — 3文字目で決まる

決まり字 上の句 歌人
1 あきの 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 天智天皇
2 はるす 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 持統天皇
7 あまの 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 安倍仲麿
8 わがい わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 喜撰法師
9 はなの 花の色は うつりにけりな いたづらに 小野小町
12 あまつ 天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 僧正遍昭
21 いまこ 今来むと いひしばかりに 長月の 素性法師
25 なにし 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 三条右大臣
27 みかの みかの原 わきて流るる いづみ川 中納言兼輔
28 やまざ 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 源宗于朝臣
30 ありあ 有明の つれなく見えし 別れより 壬生忠岑
32 やまが 山川に 風のかけたる しがらみは 春道列樹
35 ひとは 人はいさ 心も知らず ふるさとは 紀貫之
36 なつの 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 清原深養父
38 わすら 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 右近
39 あさぢ 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど 参議等
45 あはれ あはれとも いふべき人は 思ほえで 謙徳公
48 かぜを 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 源重之
49 みかき 御垣守 衛士のたく火の 夜は燃え 大中臣能宣朝臣
53 なげき 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は 右大将道綱母
54 わすれ 忘れじの 行末までは かたければ 儀同三司母
56 あらざ あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 和泉式部
58 ありま 有馬山 猪名の笹原 風吹けば 大弐三位
60 おほえ 大江山 いく野の道の 遠ければ 小式部内侍
63 いまは 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 左京大夫道雅
67 はるの 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に 周防内侍
69 あらし 嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 能因法師
78 あはじ 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 源兼昌
79 あきか 秋風に たなびく雲の 絶え間より 左京大夫顕輔
80 ながか 長からむ 心も知らず 黒髪の 待賢門院堀河
84 ながら ながらへば またこのごろや しのばれむ 藤原清輔朝臣
86 なげけ 嘆けとて 月やはものを 思はする 西行法師
92 わがそ わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 二条院讃岐
95 おほけ おほけなく うき世の民に おほふかな 前大僧正慈円
96 はなさ 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで 入道前太政大臣
98 かぜそ 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは 従二位家隆
99 ひとも 人もをし 人も恨めし あぢきなく 後鳥羽院
4字

四字決まり

6首 — 4文字目まで注意が必要

決まり字 上の句 歌人
19 なにはが 難波潟 短き芦の ふしの間も 伊勢
29 こころあ 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 凡河内躬恒
42 ちぎりき 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 清原元輔
68 こころに 心にも あらでうき世に ながらへば 三条院
75 ちぎりお 契りおきし させもが露を 命にて 藤原基俊
88 なにはえ 難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ 皇嘉門院別当
5字

五字決まり

2首 — 5文字目で初めて決まる

決まり字 上の句 歌人
83 よのなかよ 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 皇太后宮大夫俊成
93 よのなかは 世の中は 常にもがもな 渚こぐ 鎌倉右大臣
6字

六字決まり

6首 — 最後まで油断できない

6文字まで同じ書き出しを持つペアが存在します。最後まで慎重に聞き分けましょう。

決まり字 上の句 歌人
11 わたのはらや わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 参議篁
15 きみがためは 君がため 春の野に出でて 若菜つむ 光孝天皇
31 あさぼらけあ 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 坂上是則
50 きみがためを 君がため 惜しからざりし 命さへ 藤原義孝
64 あさぼらけう 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに 権中納言定頼
76 わたのはらこ わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 法性寺入道前関白太政大臣

決まり字の効率的な覚え方

Step 1:一字決まりを完璧に(まず7首)

「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の7首は、最初の1文字で札が取れます。この7首を完璧に覚えるだけで、全体の7%を瞬時に取れるようになります。「娘(むすめ)ふさほせ」という語呂合わせで文字の並びを記憶しましょう。

Step 2:同じ書き出しの歌をペアで整理(二字〜)

「あさぼらけ」で始まる歌は2首(第31番・第64番)。「きみがため」も2首(第15番・第50番)。このような紛らわしいペアは、2文字目以降の違いを意識しながら覚えると混乱しません。上の表では決まり字の部分を色付きで強調しているので、どこで区別されるかが一目でわかります。

Step 3:六字決まりのペアは特別注意

六字決まりの6首は「あさぼらけ+あ」と「あさぼらけ+う」のように、6文字目まで同じ書き出しを持ちます。「わたのはら」「きみがため」なども同様です。これらは特に紛らわしく、競技かるたの上級者でも取り間違えやすいポイントです。ペアを意識して練習しましょう。

Step 4:練習ツールで反射速度を上げる

暗記の仕上げには、実際に音声を聞きながら取る練習が効果的です。耳トレでは読み上げを聞いて反応する速度が計測できます。決まり字クイズで苦手な歌を繰り返し練習しましょう。

決まり字を覚えたら実戦練習

決まり字クイズ 耳トレで反射練習 タイムトライアル

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