第50首

藤原義孝

ふじわらのよしたか
藤原義孝の歌

君がため 惜しからざりし 命さへ

長くもがなと 思ひけるかな

あなたのためなら捨てても惜しくないと思っていた命さえ、お逢いした今となっては、少しでも長くありたいと思うようになりました。

超現代語訳

君のためなら死ねる!って思ってたけど、撤回。付き合えた今は1秒でも長く生きたい! だって君と一緒にいたいじゃん? 愛って人を変えるね、マジで。

きみがためを

【三句切れ】「君がため」はあなたのために。「惜しからざりし」は惜しくなかった。「もがな」は「ありたいなあ(願望)」。
なし
藤原義孝。逢うまでは「死んでもいい」と思っていたが、結ばれた今となっては、あなたと過ごすために「長く生きたい」と思うようになったという心境の変化。