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PRちはやふる百人一首勉強ノート

中納言行平

ちゅうなごんゆきひら

平安前期 男性歌人
中納言行平の絵札

経歴・人物紹介

平安時代前期の貴族・歌人で、在原業平(17番)の兄にあたる。平城天皇の孫で、在原氏の一人。中納言まで昇進した。須磨(現在の神戸市)に自ら赴任することを望み、その地を詠んだ歌で知られる。

源氏物語の光源氏が須磨に隠遁するくだりは、在原行平の須磨下向の故事が下敷きになっているとも言われる。

この歌人の百人一首

016

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる

まつとし聞かば 今帰り来む

お別れして因幡の国へ行ってしまっても、因幡の山の峰に生えている松のように、あなたが待っていると聞いたなら、すぐに帰ってきましょう。

決まり字: たち

エピソード・豆知識

「立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」の歌は、因幡(鳥取県)へ旅立つ際に詠んだ別れの歌。「いなば」に「往なば(去ってしまえば)」と「因幡」を、「まつ」に「松」と「待つ」を掛けた技巧的な作品。

須磨の浦に下った際、松浦という海女と恋仲になったという伝説が謡曲「松風」の題材になった。松風・村雨という姉妹の海女への恋物語は後世に広く親しまれ、能の名作となっている。

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