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凡河内躬恒

おおしこうちのみつね

平安前期 男性歌人
凡河内躬恒の絵札

経歴・人物紹介

平安時代前期の歌人で、三十六歌仙の一人。古今和歌集の撰者の一人として名を連ねており、その編纂に重要な役割を果たした。和泉守など地方官を歴任した。

古今和歌集には60首もの多くの歌が入集しており、当時の歌壇での地位の高さを示している。機知に富んだ表現と自然な情感が調和した歌風を持つ。

この歌人の百人一首

029

心あてに 折らばや折らむ 初霜の

置きまどはせる 白菊の花

あてずっぽうに折るならば折ってみようか。初霜が降りて、どれが霜か白菊の花か見分けがつかなくなってしまっているから。

決まり字: こころあ

エピソード・豆知識

「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」の歌は、初霜が降りて白菊との区別がつかないほど。当てずっぽうに折ってみようか、という繊細な美の発見を詠んだ歌。

古今和歌集の撰者には紀貫之・紀友則・壬生忠岑・凡河内躬恒の4名が名を連ねる。四人の中では比較的地位は低かったが、収録歌数の多さがその歌才を示している。歌合の選者としても活躍し、平安前期の歌壇形成に貢献した。

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