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PRちはやふる百人一首勉強ノート

文屋朝康

ふんやのあさやす

平安前期 男性歌人
文屋朝康の絵札

経歴・人物紹介

平安時代前期の歌人で、三十六歌仙の一人。文屋康秀(22番)の息子。左衛門少尉などの官職を歴任した。

古今和歌集に2首が入集しているが、それ以外の詳細はほとんど不明。父・康秀同様に独特の感性を持つ歌人として評価されており、その詩的な視点が特徴的。

この歌人の百人一首

037

白露に 風の吹きしく 秋の野は

つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

草葉の上の白露に風が吹きつけている秋の野原は、まるで緒でつなぎ止めていない真珠の玉が散り乱れているようだなあ。

決まり字: しら

エピソード・豆知識

「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」の歌は、白露が風に吹かれて秋の野に散っていく様を、糸で貫き留めない玉(宝石)が散る様に喩えた視覚的に美しい歌。白露を宝石に見立てる発想が秀逸。

父・康秀が六歌仙に数えられる著名な歌人であったのに対し、朝康自身の記録はほとんど残っていない。しかし百人一首と古今集への入集から、確かな歌才を持っていたことは証明されている。

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