和泉式部
いずみしきぶ
平安中期 女性歌人
経歴・人物紹介
平安時代中期を代表する女流歌人。情熱的な恋愛とそれを詠んだ歌で「恋の歌人」として名高い。藤原保昌の妻。
為尊親王・敦道親王との恋愛は「和泉式部日記」に描かれている。紫式部から「歌はいとをかし」と評され、勅撰集に246首が入集する多作の歌人。
この歌人の百人一首
エピソード・豆知識
「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に」の歌は、死を前にした女性が「せめてもう一度あなたに会いたい」と詠んだ壮絶な恋歌。病床で詠まれたとされる。
紫式部は日記で和泉式部について「歌はまことにをかしきものなり。ただ、素行に問題がある」と記しており、その自由奔放な恋愛観が窺える。小式部内侍(60番)は和泉式部の娘。