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PRちはやふる百人一首勉強ノート

大僧正行尊

だいそうじょうぎょうそん

平安後期 男性歌人
大僧正行尊の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期の僧侶・歌人で、三十六歌仙の一人。醍醐寺・園城寺などで修行し、大僧正の位に昇った。園城寺(三井寺)の長吏を務め、厳しい山岳修行(修験道)で知られた。

後拾遺和歌集以下の勅撰集に130首以上が収められる多作の歌人。孤高の山岳修行者として自然の中に宗教的感動を詠んだ歌に秀作が多い。

この歌人の百人一首

066

もろともに あはれと思へ 山桜

花よりほかに 知る人もなし

私がお前を愛しく思うように、お前も私を愛しいと思っておくれ、山桜よ。私の心を知ってくれる人は、この桜の花以外には誰もいないのだから。

決まり字: もろ

エピソード・豆知識

「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」の歌は、修行で分け入った山の中で山桜に出会い、ともに「あわれ」と感じてくれ、お前以外に私の心を知る者もいないと語りかけた孤独の歌。

大峰山での厳しい修行の最中に山桜を見て詠んだとされるこの歌は、孤独な宗教的境地と自然への共感が見事に融合している。修験道の行者として全国の霊山を巡った経験が、自然を深く詠む歌風の礎となっている。

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