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PRちはやふる百人一首勉強ノート

道因法師

どういんほうし

平安後期 男性歌人
道因法師の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期の僧侶・歌人で、三十六歌仙の一人。元は藤原敦頼という貴族で、出家して道因と号した。歌に並々ならぬ執念を持ち、90歳を超えても歌合に参加し続けた情熱的な歌人として知られる。

千載和歌集以下の勅撰集に80首以上が収められる多作の歌人。西行とも歌を通じた交流があり、院政期の歌壇で長く活躍した。

この歌人の百人一首

082

思ひわび さても命は あるものを

憂きにたへぬは 涙なりけり

つれない人のことを思い悩んでも、命だけはどうにかあるものだが、そのつらさに耐えかねて流れるのは涙であった。

決まり字: おも

エピソード・豆知識

「思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり」の歌は、思い悩んでいてもこうして命はあるが、この辛さに堪えられないのは涙だと詠んだ恋の歌。命は強くとも涙は抑えられないという逆説。

90歳を超えても歌合に参加し、鴨長明の「無名抄」には老齢の道因が歌への執念を語る場面が記されている。「歌の道に身を捧げた」という点で後世の歌人・歌論家から高く評価されており、その情熱は歌の修練の理想像として語り継がれた。

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