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PRちはやふる百人一首勉強ノート

皇太后宮大夫俊成

こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい

平安後期 男性歌人
皇太后宮大夫俊成の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期から鎌倉時代初期の歌人・歌学者で、三十六歌仙の一人。千載和歌集の撰者として当時の歌壇を主導し、「幽玄」の概念を確立した。藤原定家(97番)の父。

90歳を超える長命で多くの勅撰集に関わり、歌論書「古来風体抄」「源氏物語と和歌の関係」などを著した。後世「歌聖」と称えられるほどの影響力を持った。

この歌人の百人一首

083

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る

山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

この世の中には、つらさから逃れる道はないのだなあ。(逃れようとして)分け入った山の奥でも、悲しげに鹿が鳴いているのが聞こえる。

決まり字: よのなかよ

エピソード・豆知識

「世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」の歌は、世の中には(苦しみから逃れる)道がない。深山に分け入っても鹿が鳴いて(物悲しさを誘う)と詠んだ歌。いずこへ行っても逃れられない世の憂愁。

平家物語の「忠度都落ち」の場面では、平忠度が俊成のもとを訪れて歌の師への最後の挨拶と自作の歌巻を預ける感動的な場面が描かれている。この史実は俊成の歌壇での権威と人格の高さを示す著名なエピソードとして後世まで語り継がれている。

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