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PRちはやふる百人一首勉強ノート

俊恵法師

しゅんえほうし

平安後期 男性歌人
俊恵法師の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期の僧侶・歌人で、三十六歌仙の一人。源俊頼(74番)の子で、出家して俊恵と号した。「歌林苑」という和歌サロンを主宰し、西行・藤原俊成らと交流しながら多くの歌人を育てた。

千載和歌集以下の勅撰集に130首以上が収められる。理論よりも感情の真実を重んじる歌風で、鴨長明の「無名抄」に師として多く登場する。

この歌人の百人一首

085

夜もすがら もの思ふころは 明けやらで

閨のひまさへ つれなかりけり

一晩中あの人を思って悩んでいるころは、夜がなかなか明けず、寝室の隙間さえもがつれなく感じられることだ(いっこうに白んでこない)。

決まり字: よも

エピソード・豆知識

「夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり」の歌は、一晩中物思いにふけるこの頃は、夜が明けないどころか、閨(寝室)の戸の隙間さえ夜明けの光を見せてくれない(つれない)と詠んだ恋の歌。

「歌林苑」は当時の著名歌人が集う文学サロンとして機能し、鴨長明もここで歌を学んだ。鴨長明の「無名抄」には俊恵の歌論が生き生きと記されており、理屈よりも心情を大切にした歌の姿勢が伝わってくる。

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