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PRちはやふる百人一首勉強ノート

寂蓮法師

じゃくれんほうし

平安後期 男性歌人
寂蓮法師の絵札

経歴・人物紹介

平安時代後期から鎌倉時代初期の僧侶・歌人で、三十六歌仙の一人。元は藤原定長という俊成の甥で、俊成の養子となったが、定家の誕生後に俊成家を出て出家した。新古今和歌集の撰者の一人に選ばれたが、完成前に没した。

新古今和歌集の歌風を確立する上で重要な役割を果たし、「幽玄」「艶」の美意識を体現した歌風で知られる。

この歌人の百人一首

087

村雨の 露もまだひぬ まきの葉に

霧立ちのぼる 秋の夕暮れ

にわか雨が通り過ぎて、その滴もまだ乾いていない真木の葉に、霧が白く立ち上っていく秋の夕暮れであるよ。

決まり字: む

エピソード・豆知識

「村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮れ」の歌は、夕立の露もまだ乾かないまきの葉に、霧がしっとりと立ちのぼる秋の夕暮れを詠んだ歌。「三夕の歌」の一つで、新古今美学を代表する名歌。

「三夕の歌」(西行・藤原定家・寂蓮それぞれの「秋の夕暮れ」を詠んだ歌)は新古今時代の美意識の精髄として後世に名高い。新古今集の撰者に選ばれながら完成を見ずに没したことは、西行や定頼と並んで惜しまれた。

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