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PRちはやふる百人一首勉強ノート

僧正遍昭

そうじょうへんじょう

平安前期 男性歌人
僧正遍昭の絵札

経歴・人物紹介

平安時代前期の僧侶・歌人で、六歌仙・三十六歌仙の一人。仁明天皇の寵臣として蔵人頭を務めたが、天皇の崩御を機に出家した。後に元慶寺(花山寺)を創建し、僧正の位に昇った。

古今和歌集の仮名序では「歌のさまは得たれども、まこと少なし。たとへば、絵に描ける女を見て、いたづらに心を動かすがごとし」と評されたが、その洗練された歌風は後世に大きな影響を与えた。

この歌人の百人一首

012

天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ

をとめの姿 しばしとどめむ

空を吹く風よ、雲の通り道を閉ざしてくれ。天女のような舞姫の姿を、もうしばらく地上に留めておきたいから。

決まり字: あまつ

エピソード・豆知識

「天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」の歌は、天女が天に帰ってしまわないよう、雲の通い路を風よ塞いでおくれと詠んだ優美な歌。五節の舞を見て感銘を受けて詠んだとされる。

大山寺の北、比叡山のふもとに建てた元慶寺は現在も京都府八幡市に残る。出家前の「良岑宗貞」という名でも知られる。出家の動機となった仁明天皇との深い絆を思わせるエピソードが今昔物語などに残る。

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