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PRちはやふる百人一首勉強ノート

素性法師

そせいほうし

平安前期 男性歌人
素性法師の絵札

経歴・人物紹介

平安時代前期の僧侶・歌人で、三十六歌仙の一人。僧正遍昭(12番)の息子。出家前の俗名は良岑玄利。父・遍昭の影響を受けて出家し、元慶寺に住んだ。

古今和歌集に36首が入集する多作の歌人で、技巧的でありながら自然な情感を持つ歌風を持つ。父の遍昭とともに平安前期歌壇を代表する歌人の一人とされる。

この歌人の百人一首

021

今来むと いひしばかりに 長月の

有明の月を 待ち出でつるかな

あなたが「すぐに行く」と言ったから待っていたのに、とうとう九月の有明の月が出る夜明けまで待ってしまったことですよ。

決まり字: いまこ

エピソード・豆知識

「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」の歌は、「すぐに来る」と言っていた人を待ちながら、長月(陰暦9月)の有明の月が出るほど夜が明けるまで待ち続けてしまった、という恋の待ちぼうけを詠んだ歌。

父・遍昭が仁明天皇の寵臣だったことから、素性法師も宮廷文化に深く接した。歌人としては父より技巧的で、掛詞や縁語を巧みに使う手法が評価されている。自らも出家した後、各地の歌合に参加して活躍した。

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