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PRちはやふる百人一首勉強ノート

藤原実方朝臣

ふじわらのさねかたあそん

平安中期 男性歌人
藤原実方朝臣の絵札

経歴・人物紹介

平安時代中期の貴族・歌人で、三十六歌仙の一人。藤原定時の子で、容姿端麗かつ歌才豊かな人物として知られた。宮廷で藤原行成と口論になり、一条天皇の命で陸奥守として赴任させられた。

陸奥(東北)で任期中に亡くなり、その死は歌人・武人として知られた実方の悲劇として語り継がれた。古今集以下の勅撰集に110首以上が収められる。

この歌人の百人一首

051

かくとだに えやはいぶきの さしも草

さしも知らじな 燃ゆる思ひを

これほどまでにお慕いしていると、あなたに言うことができようか、いやできない。(伊吹山のさしも草のように)これほど燃える思いを、あなたは知らないでしょうね。

決まり字: かく

エピソード・豆知識

「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな もゆる思ひを」の歌は、こんなにも思い焦がれていると言うこともできず、あなたは知らないだろう、この燃える思いを、と詠んだ恋歌。「さしも草(もぐさ)」と「さしも知らじ」の掛詞が巧み。

陸奥での死については、陸奥一宮・塩竈神社の神馬に乗って通りかかったため神罰を受けたという伝説がある。清少納言との恋愛関係が伝えられており、枕草子にもその名が登場する。東北の地で生涯を終えた悲劇の歌人として後世に長く語られた。

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