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PRちはやふる百人一首勉強ノート

鎌倉右大臣

かまくらのうだいじん

鎌倉 男性歌人
鎌倉右大臣の絵札

経歴・人物紹介

鎌倉幕府第3代将軍(在任1203-1219年)。源頼朝の次男で、兄・頼家が廃位された後に将軍となった。しかし実権は北条氏が握り、将軍としての政治権力は限られていた。

和歌に非凡な才能を持ち、藤原定家に師事して古今・万葉の歌風を学んだ。歌集「金槐和歌集」は武人歌人の作としては異例の完成度で、古代への憧憬と現実の孤独が調和した独自の世界を持つ。

この歌人の百人一首

093

世の中は 常にもがもな 渚こぐ

あまの小舟の 綱手かなしも

世の中はいつも変わらないであってほしいものだなあ。渚を漕いでゆく漁師の小舟が、網手で引かれている様子がしみじみと心惹かれるように。

決まり字: よのなかは

エピソード・豆知識

「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の 綱手かなしも」の歌は、世の中よ、いつまでもこのままであってほしい。渚を漕ぐ漁師の小舟を引く綱のように(慎ましく生きる姿が)いとおしいと詠んだ歌。

1219年、鶴岡八幡宮での右大臣拝賀の儀式の後に、甥の公暁によって暗殺された。28歳の若さでの悲劇的な死は、その優れた文学的才能をも断ち切った。「吾妻鏡」には実朝が定家に手紙で歌の添削を請う場面が記されており、武家の棟梁が京の歌人に師事した当時の文化状況を示している。

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