百人一首の歴史
千年を超えて愛される歌集の歩みをたどる
百人一首はなぜ千年も愛されるのか
百人一首は、鎌倉時代の歌人藤原定家が選んだ100首の和歌集です。 正式には「小倉百人一首」と呼ばれ、京都・嵯峨の小倉山にあった山荘で選ばれたことに由来します。
飛鳥時代の天智天皇から鎌倉時代の後鳥羽院・順徳院まで、 約600年にわたる100人の歌人の名歌が一首ずつ収められています。 恋の歌が最も多く43首を占め、四季の歌や人生を詠んだ歌がそれに続きます。
江戸時代に「かるた」遊びの題材として庶民に広まり、明治以降は競技かるたというスポーツへと発展。 現代では漫画「ちはやふる」の影響で若い世代にも広く知られるようになりました。 百人一首は単なる古典文学ではなく、日本の文化そのものとして今も生き続けています。