百人一首一覧

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42首

柿本人麻呂の歌
003 あし

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を ひとりかも寝む

柿本人麻呂
山部赤人の歌
004 たご

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の

富士の高嶺に 雪は降りつつ

山部赤人
猿丸大夫の歌
005 おく

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の

声きく時ぞ 秋は悲しき

猿丸大夫
中納言家持の歌
006 かさ

かささぎの 渡せる橋に おく霜の

白きを見れば 夜ぞふけにける

中納言家持
蝉丸の歌
010 これ

これやこの 行くも帰るも 別れては

知るも知らぬも 逢坂の関

蝉丸
陽成院の歌
013 つく

筑波嶺の 峰より落つる みなの川

恋ぞつもりて 淵となりぬる

陽成院
河原左大臣の歌
014 みち

陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに

乱れそめにし われならなくに

河原左大臣
中納言行平の歌
016 たち

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる

まつとし聞かば 今帰り来む

中納言行平
在原業平朝臣の歌
017 ちは

ちはやぶる 神代もきかず 竜田川

からくれなゐに 水くくるとは

在原業平朝臣
元良親王の歌
020 わび

わびぬれば 今はた同じ 難波なる

みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

元良親王
大江千里の歌
023 つき

月見れば 千々にものこそ 悲しけれ

わが身一つの 秋にはあらねど

大江千里
菅家の歌
024 この

このたびは 幣も取りあへず 手向山

紅葉の錦 神のまにまに

菅家
貞信公の歌
026 をぐ

小倉山 峰の紅葉葉 心あらば

今ひとたびの みゆき待たなむ

貞信公
紀友則の歌
033 ひさ

ひさかたの 光のどけき 春の日に

しづ心なく 花の散るらむ

紀友則
藤原興風の歌
034 たれ

誰をかも 知る人にせむ 高砂の

松も昔の 友ならなくに

藤原興風
文屋朝康の歌
037 しら

白露に 風の吹きしく 秋の野は

つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

文屋朝康
平兼盛の歌
040 しの

しのぶれど 色に出でにけり わが恋は

ものや思ふと 人の問ふまで

平兼盛
壬生忠見の歌
041 こひ

恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり

人知れずこそ 思ひそめしか

壬生忠見
権中納言敦忠の歌
043 あひ

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば

昔はものを 思はざりけり

権中納言敦忠
中納言朝忠の歌
044 あふ

逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに

人をも身をも 恨みざらまし

中納言朝忠
曾禰好忠の歌
046 ゆら

由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え

ゆくへも知らぬ 恋の道かな

曾禰好忠
恵慶法師の歌
047 やへ

八重むぐら しげれる宿の さびしきに

人こそ見えね 秋は来にけり

恵慶法師
藤原実方朝臣の歌
051 かく

かくとだに えやはいぶきの さしも草

さしも知らじな 燃ゆる思ひを

藤原実方朝臣
藤原道信朝臣の歌
052 あけ

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら

なほ恨めしき 朝ぼらけかな

藤原道信朝臣
大納言公任の歌
055 たき

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど

名こそ流れて なほ聞こえけれ

大納言公任
赤染衛門の歌
059 やす

やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて

かたぶくまでの 月を見しかな

赤染衛門
伊勢大輔の歌
061 いに

いにしへの 奈良の都の 八重桜

けふ九重に にほひぬるかな

伊勢大輔
清少納言の歌
062 よを

夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも

よに逢坂の 関はゆるさじ

清少納言
相模の歌
065 うら

恨みわび ほさぬ袖だに あるものを

恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ

相模
大僧正行尊の歌
066 もろ

もろともに あはれと思へ 山桜

花よりほかに 知る人もなし

大僧正行尊
祐子内親王家紀伊の歌
072 おと

音にきく たかしの浜の あだ波は

かけじや袖の ぬれもこそすれ

祐子内親王家紀伊
権中納言匡房の歌
073 たか

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり

外山の霞 立たずもあらなむ

権中納言匡房
源俊頼朝臣の歌
074 うか

憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ

はげしかれとは 祈らぬものを

源俊頼朝臣
後徳大寺左大臣の歌
081 ほと

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば

ただ有明の 月ぞ残れる

後徳大寺左大臣
道因法師の歌
082 おも

思ひわび さても命は あるものを

憂きにたへぬは 涙なりけり

道因法師
俊恵法師の歌
085 よも

夜もすがら もの思ふころは 明けやらで

閨のひまさへ つれなかりけり

俊恵法師
式子内親王の歌
089 たま

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば

忍ぶることの 弱りもぞする

式子内親王
殷富門院大輔の歌
090 みせ

見せばやな 雄島のあまの 袖だにも

濡れにぞ濡れし 色は変わらじ

殷富門院大輔
後京極摂政前太政大臣の歌
091 きり

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに

衣かたしき ひとりかも寝む

後京極摂政前太政大臣
参議雅経の歌
094 みよ

み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて

ふるさと寒く 衣打つなり

参議雅経
権中納言定家の歌
097 こぬ

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに

焼くや藻塩の 身もこがれつつ

権中納言定家
順徳院の歌
100 もも

百敷や 古き軒端の しのぶにも

なほあまりある 昔なりけり

順徳院

百人一首一覧について

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